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定福寺の本堂

定福寺の本堂は安永8年 土佐藩9代藩主 山内豊雍公が大檀那となり再建された五間梁間5間の堂です。本堂正面には、灌頂の扉があり、ここで灌頂の儀式が行われたことを物語っています。内陣には阿弥陀如来を中心に薬師如来、地蔵菩薩の三尊、不動尊、毘沙門天が安置されており、全て県指定文化財です。

本堂中央には大檀、その東には護摩壇があります。大檀の西には粟生聖天としても有名な聖天尊が安置されております。毎朝、聖天尊の勤行が行われ、11月10日~16日には御浴油祈祷がおこなわれております。福寿開運・商売繁盛・家内安全・病気平癒等の御祈願の申し込みが全国の信者さんから寄せられます。またその後ろには十一面観音菩薩が安置されていす。

本堂両脇の不動明王と毘沙門天の配置は、山岳修行者と関係があるようです。

定福寺の朝の勤行は、現在は7:00より行われております。朝のお勤め終了後、勤行に出席された方には、本堂の内陣への拝観をしていただいております。皆様も是非、朝の勤行に参加してみてください。