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永続米(護持会費)
高知県は廃仏毀釈の影響が激しかった地域です。嶺北地域の吉野川沿いでは、定福寺だけが廃寺を免れました。豊永郷に古くからある寺院であり、地域の方々に長年護られてきた寺院でした。廃仏毀釈の際、地域の方々がお米を持ち寄り、定福寺の僧侶が住する環境を作ってくださったお陰で、現在の定福寺や仏像が護られてきました
持ち寄ってくださったお米が、「永続米」となり、時代と共にお布施となりました。定福寺を支えてくださっているお檀家様、地域の他宗の方々、また定福寺に御縁の方々によって永続米(護持会費)として毎年一度納めて頂いております。永続米は、お寺を維持するための費用として保険代や防犯防災などの費用、本山への納入などに使用されています。